2019年12月14日全日本ろう剣士会との交流稽古会

 今回は全日本ろう剣士会様と合同稽古会を開催させていただきました。

 福祉関係者や福祉に関心のある方なども参加参加してくださり、大変盛況な会となりました。


 全日本ろう剣士会代表の吉本先生(左)です。とても気さくで優しい先生ですが、剣道はめっちゃ強いです。先日錬士の称号に合格されました。


 

 いつものように準備運動から。高段の先生も初心者も一緒に♪カ~モンベイビ~♬

 この日のために動画に字幕を入れました。


 障がいのある人もない人も、高段者も初心者も一緒にレクリエーション的な稽古をします。それが剣知会の良いところ。


 休憩前に吉本先生からろう剣士ならではのご苦労された話を伺いました。面をつける時は補聴器を取るし、相手の唇も読めなくなってしまうので、全くわからなくなってしまうそうです。周囲の動きを見ながら行なうなど、大変なことも多いそうですが、『好きだから続けられた』という先生のお言葉が、とても胸に響きました。

 みんな真剣に、吉本先生の話に聞き入ってました。

 後半、経験者には面をつけていただき、ジャージーズ(初心者)の元立ちになってもらいました。

面、小手、胴と、一通り打ち込みをするジャージーズに、元立ちの先生方は皆さん丁寧に、そして熱心に教えてくださいました。


 最後は経験者同士の稽古(ジャージーズは見取り稽古です)。基本打ちから申し合わせ稽古をし、最後に地稽古をしました。管理人より強い先生方も多くいらしたので、私もとても良い稽古が出来ました。


 今回ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした(^_-)-☆

 剣知会は、障がいのある人もない人も、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うという理念のもとに、今後も活動を続けてゆきます。

 今後とも、よろしくお願いいたします❕❕

剣知会

剣道には、交剣知愛(こうけんちあい)という言葉があります。これは剣道を通じて互いの理解を深め、人間的な向上をはかるという意味です。そして、あの人ともう一度稽古や試合をしてみたいと思うこと、またそう思われる人間になるよう稽古に励みなさいという意味です。  剣知会は、障がいのあるなしにかかわらず、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うことを目的とした、剣道の団体です。