剣道には、交剣知愛(こうけんちあい)という言葉があります。これは剣道を通じて互いの理解を深め、人間的な向上をはかるという意味です。そして、あの人ともう一度稽古や試合をしてみたいと思うこと、またそう思われる人間になるよう稽古に励みなさいという意味です。
剣知会は、障がいのあるなしにかかわらず、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うことを目的とした、剣道の団体です。
剣知会の理念
交剣知愛(こうけんちあい)
剣を交えて、愛(おしむ)を知ること。
それは、障がいのある人もない人も、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うこと。
克己復礼(こっきふくれい)
克己とは、弱い心に勝つこと。
それは、自己の修養に努めること。
復礼とは、礼の道に従うこと。
それは、形だけでなく、相手を敬う心から出てくる所作のこと。