2019年6月8日稽古会

今日も私の施設(FDA)の利用者とスタッフが来てくれました。中には剣道の経験者もいます。初心者も経験者も、障がいのある人もない人も、一緒に稽古に励みました!!

みんな早く竹刀を持ちたくてウズウズしてましたが、まずはすり足から(^_^;) 地味だけど、最初は基本が大事だよ~。


地味な稽古も楽しくやろう!! というわけで、スポンジをバトン代わりに、すり足のリレー。足が床から離れたら、うまく蹴れないぞ。



足の練習の後は、手の練習。スローインキャッチボールで、自然と両手の力加減が同じになり、また体の正中線を通すようになります。肩も大きく使えますよ。



ボールを使わないで、さっきのキャッチボールの動きをすれば、無刀素振りにつながります。お、肩の高さで止めるようになってきたね(^_^)




今日は二人一組になって、面打ちの練習をしました。2回目の参加にしては、みんなうまいぞ!!


新聞斬りで、真っ直ぐ打ち切る練習。簡単そうに見えて、スパッと切るのは結構難しいんです。



いよいよ、防具をつけた相手を実際に打ってみよう!! 遠慮はいらないよ~。



経験者は切り返しや小手打ち、胴打ちも行ないました。防具を買えば、もっと稽古ができるよ。


初心者は手ぬぐいを使って攻防の練習。持ち手が手ぬぐいを握るよりも先に切り落とせるかな? お、うまいぞ!!


 様々な障がいを持っている人がいるので、人によっては説明だけだとよく理解できなかったり、体をうまく動かせなかったりします。それでも、みんなちょっとずつ上達しています。

 興味が持続するようにいろいろなゲームを織り交ぜながら、剣道の技術だけでなく、礼儀作法や自分に負けない気持ちなどを身に着けてほしいです。それはきっと、剣道以外でも役立つでしょう。

 稽古会の次回以降の日程は、こちらでご確認ください。

皆様のご参加を、お待ちしております(^^)/

剣知会

剣道には、交剣知愛(こうけんちあい)という言葉があります。これは剣道を通じて互いの理解を深め、人間的な向上をはかるという意味です。そして、あの人ともう一度稽古や試合をしてみたいと思うこと、またそう思われる人間になるよう稽古に励みなさいという意味です。  剣知会は、障がいのあるなしにかかわらず、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うことを目的とした、剣道の団体です。