2018年11月23日稽古会

 今日はいつもと違い文京スポーツセンターで開催しました。また参加者も健常者で経験者の方が多く集まってくださいました。

 剣知会の趣旨が『障がいのある人もない人も、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うこと』なので、これを機に障がい者剣道への関心が広まることを望んでいます。


 まずは基本の足さばきから。経験者でも辛いです(^_^;)


素早いすり足でコーンを避けます。



 右足だけ高く上げるスキップ。左足の拇指球で蹴る練習です。

 一番左の方、めっちゃ跳んでますね!!


 踏み込みの練習です。経験者の方々は、やはり音が違います。



 剣道の足で、サッカーのスローインの要領でキャッチボール。背筋を意識して手を振ることが出来ます。



 先ほどのキャッチボールの感覚で素振り。右足をだし、竹刀を大きく後ろに振りかぶって、『今だ!!』と思った時に、左足の引きつけと同時に一気に振り下ろします。



 竹刀でボールのドリブルリレー。手首の柔らかさと足さばきが要求されます。みなさん、苦戦されながらも楽しんでいました。



 今までのボール投げや素振りを活かしての面打ちの練習です。みなさん、打突に冴えがあります。


 今度は面を打って相手の脇をすり抜けます。かなり基本をみっちりやってからの面打ちなので、癖のある方は矯正にもなったのではないでしょうか。


 最後は地稽古です。

 それでは、以下地稽古の写真をお楽しみください(^_^)/




剣知会

剣道には、交剣知愛(こうけんちあい)という言葉があります。これは剣道を通じて互いの理解を深め、人間的な向上をはかるという意味です。そして、あの人ともう一度稽古や試合をしてみたいと思うこと、またそう思われる人間になるよう稽古に励みなさいという意味です。  剣知会は、障がいのあるなしにかかわらず、一緒に稽古に励むことで理解、尊重し合いながら、互いの成長を喜び合うことを目的とした、剣道の団体です。